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十人十色

人が育つ上での周りの環境、経験、生まれ持っての能力、性格、必ず差異はあり、それを横一列に並べてもきっと進み方は足並み揃わない。

自分に出来ることが必ずしも人に出来るとは限らない。

自分の成功経験を人に押し付けても、難しいこともある。

私は自分が成功して結果を出したからと言って、人にアドバイスしたつもりが、上から目線での押し付けの様な感じになり、相手の方は引いてしまうことがよくあった。

体調良い時、元気な時程そういう傾向が顕著になる。

心身が弱った人の気持ちを汲み取れず、完全に自分視点からでしか物を言っていない自分だった。

身体が健康で元気な時は「頑張れ」「努力で何とかなる」の根性論も通用するけど、本当に体調が悪い時、起き上がるのも困難な時、努力ではどうにもならないことも人にはあるということを頭に叩き込まねばと思った。

人のことは切り取られた一場面だけでは判断出来ない。

話をよく聞けばそれぞれ色々な経験、環境、考え方、悩みの度合い、どれ一つとして全く同じということは無いから、自分を基準にして人にアドバイスしたり、軽々しく否定したりするものではない。

私が死にそうな程苦しかった時、ただ話を聞いて「その苦しさが分かるよ」と言ってくれた人が居た。

長々と話をしたわけではないのに、何故かそれだけで涙が溢れて救われた気持ちになった。

本当に苦しい時に欲しいのはアドバイスじゃなくて、苦しさを理解してくれる人がそこに居るということなのかも知れない。

体調が悪い時、切実にそう思うし、過去の自分を反省する。